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新型コロナウイルス感染防止の取り組みについて

2021.07.11

asaumi music schoolでは以下のことを徹底してレッスンを行い、感染防止に努めております。

 

  • 各レッスンの間隔を空け、その都度換気を行なっております。
  • 常に空気清浄機と換気扇を稼動させております。
  • インストラクターの健康管理を徹底しております。
  • 入室時に手指アルコール消毒を行っております。
    (アルコール消毒のできない方は手洗いをお願いしております。)
  • ドアノブは全て抗菌処理を行なっております。
新型コロナウイルス感染防止の取り組みについて

ツメの話

2016.11.25 /

こんにちは!

 

今日はツメについて綴ってみようと思います。

 

以前ギターのビックについて書きましたね。

見ていないという方はこちら

 

ギターの弾き方としてはピック弾きと指引きがありまして、今回はその指弾きについてです。

ただ指で弾けば指弾きなわけですが、突き詰めていくと指によって音色が変わってしまいますよね。

 

指によって形・長さ・太さ・ツメの生え方・形状が違うので変わって当然ですが、それによって各弦のバランスが崩れてフレーズにしてもコードにしてもアルペジオにしても響きが悪くなってしまう…

それに気付いてから自分なりに色々研究し、ツメに至る訳です。

そう、弾く時 指のお肉だけでなく最後にツメを当てることがポイント。

 

僕が過去に試した行程を順番に説明します。笑

①《ツメは短く切っている状態》

どうしても薬指の音がこもりやすいので、まずは弦を触る指の位置を調節。

人差し指は薄く薬指は肉厚だったので、人差し指は深めにし薬指は浅めにしました。

多少は改善しましたが、納得いくものでなかったので次に。

 

②《ツメをのばす》

最初はツメをそのままのばしてみたところ、引っかかりを感じるようになりましたが音はブライトに。

ただツメの音って感じになり引っ掻いているだけに近いので次へ。

 

③《指によってツメの長さを変える》

ツメだけでなくお肉の音も欲しかったので①の様に弦を触る位置を気にしながら引っかかり過ぎず音もブライトなツメの長さの研究。

これは良い感じになりまして、長い間この状態をキープしていました。

ただ早いパッセージなどはまだ引っかかりを感じていましたね。

それから何年かしまして、たまたま手に取った【現代ギター】というクラシックギターの雑誌にツメの形の記事が書いてありまして、それを参考にしてまた研究を再開。

 

④《指によってツメの長さと形を変える》

これだ!ってやつに出会うまで何回もやり直しが必要だったので“ツメの伸び待ち”が必要で時間はかかりましたが納得のいく結果になりました。

今でもこの形を維持しています。

その形がこちら↓

image1-6

親指はこんな感じ↓

image1-7

これによって各指の音色が近くなり、こもった感じもなく、弦の弾いた感じもスムーズに。

まぁこれはクラシックギター弾きにとっては定番(必然?)なんだと思いますが、それ以外のギタリストにとっては意外と新鮮な発想なのではないでしょうか?自分がそうだったので。笑

 

当然ツメは伸びるものなのでこまめに調整が必要で、僕も定期的にヤスリで整えています。

全て音の為にやっているので、削る時は横にギターを置いて削っては弾いて確かめ、また削っては弾いてを繰り返してます。

実際面倒な作業です。笑

それに男がツメのばしてるなんてって少し気持ち悪がられたり…しかも形が変…

でも全ては音のため!うん!笑

 

あ、ちなみに左手は爪切りでバシバシ短く切ってます。

image1-8

短すぎるくらいが丁度良いです!

 

そうそう、僕が使っているヤスリと爪切りも紹介します。こちら↓

image1-9

薬局とかで売ってるやつです、色々試した結果これが好きでした。

 

ツメの話を長々としましたが、結論から言えば良い音が出ていればそれで良いと思います。笑

でも指弾きするならピック同様にツメによって色々違いが出てくるので仕事の関係などでツメが伸ばせない場合はしかたないですが、そうでないなら色々試してみるのも良いかと思います。